ごあいさつ

(一年を振り返って)
昨年の総会から1年が経ちました。年々、月日が過ぎていくのが早く感じられます。昨年度末に廃止した「てんゆう」から職員3名も「かせ」で定着して働いてもらうようになりました。今年度もいろいろなことがありましたが、特に後半に集中しました。
まず、有料老人ホームについて令和6年度の入居者の入退去の状況について、退去された方は6名です。そのうち5名がお亡くなりになられました。4名の方は当施設で看取りを行いました。その方々はは8月から10月の間に亡くなられました。経営面で言えば、メインである介護報酬が10月には満床時より100万円近く減少しました。ケアマネジャーの紹介などもありましたが、なかなか次の入居決定には及ばず3カ月近く空き部屋が続きました。毎日、心痛で眠れない日が続きました。そこで、佐賀市、小城市、多久市の居宅介護支援事業所に空き状況をFAXでお知らせを試みました。そういう中で、あるケアマネジャーからどこの有料老人ホームも結構空いているとのことで、家族がぎりぎりまで自宅での介護を行い、できるだけ経費を使わないようしているということでした。物価高騰で、入居費用をまかなうのが困難なのではないでしょうか。そこで、当施設も敷金はいただかないことにしました。そのことをケアマネジャーさんに伝えました。昨年度末の「てんゆう」の廃止により月に200万円ほど収入が減少しているのに、どうなることかと危惧していましたが、そのような努力が実り、1月中までになんとか満床になることが決まり少しは安堵しています。しかし、このようなケースは今後も有りうることで、サービスの面、費用の面等から検討していかなくてはならないと特に感じているところです。
また、大きな出来事として児童発達支援・放課後等デイサービス・相談支援事業の管理者の突然の退職表明でした。就業規則通り1カ月前の表明でしたが、児童発達支援管理責任者も兼ねていましたので
退職までに後任を決めておかないと、障がい福祉サービス費の減算になるため、早急にということで、障がい福祉サービスの職員の皆さんと話し合いを設け、いろんな意見を聞き、後任を決めることができました。
さらに事務局長も退職しましたが、こちらは早くから表明して、ちゃんと後任に引継ぎをしてくれました。ただ、後任へのいきなりの業務量負担等も考慮して、事務の一部の業務を会計事務所に委託することにしました。今は何の問題もなく事務作業は順調に稼働しています。
地域との交流の場、子ども食堂の運営についてですが、今年度は8月を除いて年に11回開催することができました。月の平均は85名くらいの地域の子ども、高齢者、子どもの保護者の方々が、定着して来ていただいております。また、毎年のように助成金や支援をいただいて運営しています。7月に唐津市で行われた金子財団の助成金贈呈式に出席いたしました。物価高騰のなかでの助成や食材のご支援は非常に助かっています。今後も、明るく元気よく続けて運営しています。
今は、福祉業界で共通の課題として人材不足、事業所の運営コストの増大、業務効率化の遅れ等ありますが、どこの経営者も同じ悩みだと思います。サービスの質を落とさず、いかにして、このような現状で生き延びていくか課題山積ですが、利用者、家族、職員それぞれの思いを大切にしながら乗り越えてゆきたいと思います。
特定非営利活動法人たすけあい佐賀
代表 吉村 香代子
基本理念
■活動理念 「困ったときはお互いさま」を信条に、「高齢者福祉」「障がい福祉」「地域共生」を柱に活動を展
開し、地域社会への貢献を果たします
■活動方針 上記、理念を実現するための活動を全職員一丸となり実践し、利用者さま・ご家族さま・地域の皆
さまへ満足頂けるサービスを提供します
■経営方針 「活動理念」「活動方針」の達成~継続を目的に、社会に求められる事業を展開し、利用者さまへの
貢献結果として適正な報酬を頂き、経営維持と職員の処遇改善を進め、活力ある経営を推進しま
す
■組織運営方針 適正な職制・処遇を維持し、組織内コミュニケーションの充実を図り、やりがいのある・充実した
職場環境を作るための努力を継続します
■安全方針 「利用者さまの安全」を第一とし、全ての活動の礎とします
■順法方針 当法人は、社会の公器として、当法人の活動に係わるすべての法律・基準・条例等を順守し、公正
で公明な事業活動を展開し、社会的責任を果たして参ります
2026年度 運営方針
私達の掲げる、活動理念の達成に向け「活動方針」「経営方針」及び「順法」を事業運営の基本とし今年度の事業を力強く進めてまいります。
(1)利用者さま・ご家族さま・地域の皆さまに満足頂くために
■業務スキルの向上を図ります。
※ご利用者様満足度向上と利用者様への安全配慮を確実に行い安全確保に努めます
a.事業部門毎の研修・OJT:業務上必要なスキルの向上を図ります※各部門にて立案・実施
b.自己啓発:自らの能力伸長に向け、研修会への参加や資格取得を目指して頂きます
(2)健全で活力ある経営を行うために
■部門毎の事業活動目標を定め、経営基盤の強化を推進します
a.安定経営に向けた、経営基盤強化の取組みを実施します※事業所毎に検討・実施
b.事業部門毎に、事業報酬拡大に向けた取組みの施策・目標の設定~見届けを実施します
c.部門別収支を継続し、法人経営への貢献度を明確にします
d.職員一人一人が、事業活動への提案・提言が出来る環境造りに努めます
(3)働き甲斐のある、充実した職場環境を作るために
■職員満足度向上を図り活気ある職場作りの推進
(1)スキル向上 (2)事業への貢献 を評価に反映します
人事評価制度の定着を進め、コミュニケーションの充実と納得性を担保した処遇を進めて
参ります
併せて処遇改善加算の取得を継続し、介護・障がい福祉職員の処遇改善に努めます
(4)会員及び寄付収入拡大のために
■ホームページ・SNS等を活用した法人情報発信に努め、正会員・賛助会員・法人会員の増加
を目指します
■会員拡大に併せて、各種イベント・PR活動の中で、寄付行為の社会的貢献の大きさを訴え、
寄付収入の拡大を推進し安定した事業継続に繋げて行きます
職員一人ひとりが「たすけあい佐賀職員としての自覚と誇り」を持ち、部門の垣根を越え協力し合
い、真心のこもったサービスを提供して参ります

